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今週の相場観


  • Posted by: F&F
  • 2012年1月22日 15:04

16日付の日経はUSD/JPYの動かない事を記事にしていた。
円高にもかかわらず海外への投資が減少している事や、そもそも円高で経常黒字が大幅減少している事などで資金流動が低下している。

ではこの先どちらに動くのか。
膠着状態でエネルギを貯めた相場は、その後どちらかに激しく値を振らせる事がある。
と言っても75円を下回れば介入警戒が出るだろうし、では上に行くと言っても米経済頼みになる。
今年は急激な円安に見舞われるという人も居るが、円高を予想するよりは外れにくいかも。

そろそろ底だろうと安易なドル買いは危険ではある。
しかし仮に1万通貨保有すると1円の円安で1万円が懐に入る。
75円以下に下がらない、介入されるとするならばリスクは2万円程度だ。
さてどうする。

ユーロ安が進んで月曜には76円台に入るかという所まで急落する場面もあった。
ユーロが少し落ち着いたら今度はドルが売られ、火曜には76円台半ばとなった。

格付け機関による欧州の様々なものの格付けが下げられた。
格付けって絶対的な価値などで判断しているのだろうか。
というか絶対ってあるのかなぁ。

週末にかけてEURは持ち直して100円台の乗せ、USDも77円台に近づく場面もあった。
ソブリン債危機後退がその材料でUSD/JPYが売られた結果USD/JPYは77円台に乗ったというわけである。
もっとも金曜のNY時間には米長期債利回りの低下もあり76円台後半に下がった。
住宅関連指標は良かったものの市場は反応しなかった。

   

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