ネット詐欺

ドロップシッピングプロバイダ詐欺とか、SOHO向けの詐欺とか、色々ある。
大きな問題にならないケースでも、ポイント交換サイトでポイントを溜めていたらその会社が無くなっちゃったみたいなものも。

楽天やソフトバンクを見て解るように、成長のためには手段を選んでいられないのも事実だ。
あくどい事をやらなければ勝ち残ってはいけない。
しかし同じ悪い事をしても勝ち残れる企業とそうではない企業がある。
孫さんの手法を真似たからと言って、誰もが孫さんを目指せるものではないのだ。
つまりやっている事が悪徳、いや、素晴らしいのではなく手法と考え方が素晴らしいのだ。

落ち目になったKDDIはある意味SBMの真似みたいな事をしてみたが上手く行かなかった。
キャッシュバックだ何だとやったって、そのスタイルのみで成功しているわけではないのだ。

あのレストランは美味そうな肉を出している。
毎日客が列を作っている。
よし、じゃあウチのラーメン屋でもあそこと同じ肉を出そう。
と言っているようなものである。

ドロップシッピングプロバイダなりポイント交換サイトの将来なんて誰にも解らない。
過去にはWebバナー広告配信会社が消滅した事もあったし、比較的大手だったバリューコマースも今はヤフー傘下だ。
広告配信サイトはいくつもあるが、配信広告数が少ないとその広告を掲載してくれるサイトが少なく、掲載サイトが少ないと広告が集まらないというループになる。
これを回避するためにはクリック単価などを上げて掲載サイトを増やす必要が出てくるが、それに失敗すると赤字を抱える事になる。
結果として広告は掲載したが報酬は支払われないなどとなるのだ。

F&Fにも広告配信会社からの売り込みがある。
ウチの広告を掲載すれば毎月こんなに儲かりますよと美味しい話をちらつかせる。
じゃあその金額を保証してくれますかと聞けば、それは出来ませんねと。
話だけはうまいのだがその背景が不明なのだ。