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ノロジー(2)


  • Posted by: F&F
  • 2012年5月 3日 12:03

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ハイテンションコードにアルミフォイルを巻き付ける。
そのアルミフォイルにGND線を近づけるとこの通り放電する。

もちろん放電分だけロスするというものではなくて、コンデンサなのでそこに電荷がたまるだけだ。
ノーマルイグニションシステムの容量放電部分の数μSの間で充放電が起き、絶縁破壊に至までのわずかな時間でこのコンデンサが充電されて放電が始まると今度はこのコンデンサからの電荷も合わせてスパークとなる訳だ。

当然のことながらコンデンサ容量の最適値が存在する。
容量が大きすぎるとプラグに行くべき電圧をコンデンサのチャージ用に使ってしまう事になり火花が弱くなる。
容量が小さいと効果がない。

容量を大きくしていくと遅延が増えるので点火時期が遅くなる。
点火時期の遅れはパワーダウンや燃費悪化を招く。

プラグに火が飛びにくい時には回路のインピーダンスが高いのでコンデンサ効果が大きく出る。
つまり電荷をまとめて放電傾向になるし点火時期も遅めになる。
プラグに火が飛びやすい時はその逆に、コンデンサの効果は少なくなる。

実験では10cm弱の長さでアルミフォイルをハイテンションコードに巻き付けたが、これだと容量が大きき過ぎるかも知れない。
点火時期を余り遅らせたくないのなら5cm位でやめておいた方が良いと思う。

なお10cm巻きのものをシグナスXにつけて試してみたが、効果はよく分からない。
一度だけノッキングのような?おかしなタイミングで点火したような症状があった。

   

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