スカイウエイブ(154)

シグナスX用に使おうと高耐圧ダイオードを買ったのだが、スカイウエイブ用も作った。
構造は同様でダイオード2本を直列にして樹脂製のパイプに入れ、高耐圧コードを出してシリコンで封をした。

コネクタはHID用を使ったが、コネクタとケーブルの隙間にはシリコンを詰めた。
ここに隙間があると空中放電を始めてしまう。

今まで使っていたものに比較すれば小型軽量スマートで実装場所にも困らない。
これまではギボシで接続していたが、それもHID用のコネクタになった。

これまで使っていた自作高耐圧ダイオードアレイを観察してみたがリークの形跡は認められなかった。
写真はゴム板の蓋を外したところ。
ベーク板でサンドイッチにしてカプトンテープで止めたダイオードユニットを、バスタブ型ゴム板にシリコンで充填したもの。
その上にゴム板の蓋をして使っていた。

設置場所からして水がかかる事も十分に考えられたので厳重にした。
何しろダイオードが40本もシリーズになっている訳で、隙間に水分が入ったらどんどん耐圧が落ちてしまう。
ダイオードとしての順方向電圧降下と電流特性は自作品の方が良かった。
何しろ1A品を多数直列にした訳で、市販高圧ダイオードの方は300mA品だから特性自体も異なる。