プラチナバンド(2)

SBMのエリアマップはべったり塗られているのに、横浜周辺ではプラチナバンドの電波が受信できない。
2GHz帯は15MHz幅で使われている。

しかし900MHz帯は全く信号が入ってこないのである。
どうやら横浜周辺のエリア整備は今年の9月ではなく、来年か再来年の9月末が予定のようだ。

電波なんか目に見えないんだからエリアマップは適当で良いんだよ。
たぶん孫さんはそう言ったのだろう。
出来ている事にすればいい、本当に出来ているかどうかなんて誰にも分からないのだから。
と思ったら、iPhoneで無線チャネルを見る事が出来る事が分かってしまった。
焦って「順次拡大予定」なんてテロップをCMにくっつけた。

スペアナの入力には20dBのLNAを入れているので、Ref.Levelは-50dBmになる。

2GHz帯は15MHz幅(5MHz×3)が使われているのみでLTEは観測できなかった。
20MHz幅で使っている所のLTE化は大変だろうが15MHzしか使っていないエリアは、設備さえあればすぐにLTE化出来る。
宮川氏は「ソフトウエアを入れ替えるだけ」だと言っていたが、どうやらその入れ替えられるべく基地局は数が少ないようだ。
そもそもMIMO必須なのに、ダイバシティ構成にもマルチセクタにもなっていないSBMのW-CDMA局を一体どうしようというのか。

ま、まさか規格外れのMIMO無しという"コストを掛けない画期的方法"を見つけたなんて言わないだろうなぁ。

iPhone5はあまり売れ行きが良くないのか、ビックカメラでは八百屋の売り子よろしく「iPhone5はいかがですか〜」と声を張り上げていた。
「今ならすぐに予約できますよ〜」「3.5万円キャッシュバックですよ〜」

掲示板やBlogコメントでiPhoneの宣伝を行う活動も活発化している。
iPhone3の頃よりマシになったのは、当時のおかしな連中がAndroidに移ったからなのかな。