地図

N-07DではGooglemapを使う事が多い。
従来型ケータイではベクタデータの地図を使っていた。

Googlemapも使う事が出来たが、ビットマップ地図でケータイ側のバッファが少なかったのでスクロールのたびに待たされた。
ビットマップ地図だと通信データ量が少ないのでスクロールにも付いてくる程度の速度があった。

N-07Dでもドコモのベクタ地図は使える。
使えるのだが、スクロールさせると文字が消える(スクロール速度確保のため？)とかズームがスムーズではないなど決して使いやすいものではない。
バッファの大きなスマートフォンではビットマップ地図でも不満無く使う事が出来るし、LTEの電界強度の強いエリアなら地図データの伝送を待つ時間すら気にならない。
ドコモ地図はUIも決して優れているとは言えず、私にとって使う価値は認められない。

地図と言えばiOS6の地図のひどさも話題になっている。
神尾氏は、Appleは最初は荒削りだがすぐに良くなると書いている。
まあステマ神尾氏としては限界だろうなぁ、あのくらいが。

自動車雑誌などでも悪くは書けない。
雑誌としても広告を載せて貰っているし、ライターだって有形無形の優遇を受けている。
良いものをほめるのは簡単なのだが、悪いものをどう書くかがライターの本質だみたいな話もある。
神尾さんなんかはその点脳天気で褒めていれば良いだけだから良いのだが、一般のライターだとそれでは読者に嫌われてしまう。

ITmediaは地図の不具合には触れていなかった。
インプレスは不具合を報道していた。
一般紙などは日本以外でも不具合が起きていると報道していた。
IT系メディアではこの地図が出来た背景や、Appleが地図関連技術者確保に動いている事を報じた。
海外メディアでも地図や表記名などに関しての問題を、米国消費者団体が厳しい評価をした事も交えて報道した。
ITmediaのApple関連記事に関しては相当割り引いて読む必要があるのかも知れない。
宣伝になる事は書くが、不具合系は知らんぷりという事なので。
そういえばiPhone4Sの時のバッテリ消費量問題も知らんぷりだったような気がする。

見栄えや格好を気にするAppleが、こんな見栄えの悪い地図を出した事に失望した人も多いはずだ。
ドコモが駄目アプリを出したって又かで済むが、Appleがこれほど酷いものを出すとは。
iPhoneno普及率や関連企業の多さを考えれば、その影響は決して小さなものではない。