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GoogleLatitude(4)


  • Posted by: F&F
  • 2012年11月14日 13:06

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LatitudeSyncのバッテリ消費量を測ってみようと思った。
測位インターバルを1分、GPSタイムアウトを1分に設定する。

この状態で室内に放置したら約3%/hでバッテリが減った。
って、少ないじゃないか。
と思ってログを見たらGPS測位がされていない状態では(当たり前だが)通信が発生しないのだ。
つまり通信を伴わないGPSの動作だけの場合が3%/hという事になる。
室内の定位置に置いてある状態なので位置登録などは殆ど起きず、なので3%/hの中の2%/h分くらいがGPSとCPUによる消費だろうか。

では次に通信を発生させてみる。
この場合は約9%/hでバッテリが減った。
GPSロガーの15%/hよりはよほど良いが、さすがに通信に使う電力は馬鹿には出来ない。
放置した場所は3G⇔LTEが切り替わる所であり、消費電力が増えているのは間違いはない。
おそらく9%/hを上回る事はそうそうはないと思う。
実際に持ち歩いてのテストは後日行ってみる予定だ。

非通信での3%/hにはシステムが食う電力も含まれているので(GPS測位電力はあるが)これを最小と考えれば安全だ。
つまり、毎分通知で9%/h、2分ごと通知だと6%/h、5分ごと通知だと4.5%/hと言った具合だ。
徒歩での移動なら5分ごと通知でも300m程度しか進まないので良いかもしれない。
なおデータ量は1通知辺り10kバイト程度のようだ。

上で計算した2%分をアプリやGPSが使っているとすると、毎分通知で9%/h、2分ごと通知で5%/h、5分ごと通知で2.6%/hになる。
ドコモのオートGPSが5分ごと通知で1%/hも食わないのでその3倍、まあそんなものだろう。
位置登録を繰り返す通常移動時では3%/hくらいのバッテリ消費があるので、2分ごと通知だと7%/hとなりこの程度が限界かな。

Latitudeだけだと10分間隔位で位置を通知する。
この消費電力を以前の記事で4%/hとした。
LatitudeSyncを使って10分インターバルを設定すると計算上は3.8%/hになる。

このアプリは通信で認証しているようなのでLatitudeに関係のない通信でのデータによる電池消費も含まれる。

   

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