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2.5GHz帯


  • Posted by: F&F
  • 2012年11月26日 13:07

モバHO跡地をどこに割り当てるのか。
事業者の都合を考えるとUQが相応しいかなと思う。

理由はTD-LTE化だ。
WiMAXのセル設計の都合からすると今の帯域を削るのは結構大変なのだ。
勿論出来ない話ではないのだが、既存利用者のパフォーマンスが悪化するし無駄な帯域が出来る。
WiMAXとTD-LTEはそこそこ違うので、同じ帯域で同居させるのが面倒になる。
XGPの方は実質商用サービス開始前にTD-LTE化が行われたので良いのだが、WiMAXは大変だ。
だから、何なら貸し出しでも良いかな。
10年後に見直すみたいな約束付きでUQに使わせる。

ドコモは下り専用帯域として使いたいとしている。
一応名乗りは上げただけで本当に欲しいとは思っていないのかも知れない。
1.5GHz帯や1.7GHz帯の整備も今ひとつであり、対応端末すら少ない状況で新帯域を貰ってどうしようというのか。

上りは2GHz帯を使うことになると思うのだが、CAをやるには2台の受信部(無線部もロジックも)を動作させる必要がある。
通信中は2GHz帯は受信せずに2.5GHzオンリーにすることも出来るとは思うが、ちょっと制御が大変かも。
帯域幅を広げて通信速度が上がるのなら文句はないが、結局混んでくれば今と変わらずに消費電力だけが2倍では面白くない。

XGPとWiMAXの間には地域WiMAXが挟まっている。
こんな物を挟むから自由度が減るというかも知れないが、XGPとWiMAXという方式の異なる通信を隣接バンドに収容するのは難しい。
地域WiMAXはエリアも固定されている通信なので、これを間に挟んでそれをれの影響を軽減しようというのが当初の目的だ。
割り当て時には現時点で実現可能なフィルタ特性やLNA特性なども含めて検討がなされた。

ドコモはN-Star用に40MHz+35MHzもの帯域を持っている。
この中に収容しているのは4万加入程度だ。
衛星なのでスーパーマクロセルになっており、帯域辺りの収容者数が稼げないのは仕方ない部分だ。
が、ここの隣接チャネル問題でもBWAでは色々問題にされただけにドコモは自分で何とかしろと言いたい所はある。

XGPに関しては帯域を貰ったとしても細切れになるので使い勝手が悪すぎる。
何ならN-starと地域WiMAXを除いた全てを2.5GHz帯運用会社に割り当てて、XGPとUQに帯域貸しをすれば良い。
インフラ整備も楽になるし、空いたエリアでは400Mbpsだみたいな。
http://businessnetwork.jp/Portals/0/Data/2011/03/22/denpa0401.jpg

   

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