ドコモへの不満(2)

ドコモはダメだと書くと、いつからアンチドコモになったのだとご意見も頂く。
叩くべきものはSBMではないかと。

私は好き嫌いで批判しているのではなく、ダメなものをダメと書いているだけだ。
なのでSBMがダメな所はSBMがダメだし、ドコモのダメな所はドコモだろうが何だろうがダメなのだ。
あばたもえくぼにはなり得ない。

どこか優れた部分があるからそれで悪い所を埋め合わせるという考え方もない。
悪い所が無くなれば優れた所がより活かされるはずなので、悪い部分は改善して欲しいと思う。

今となってはという感じもするしドコモの方針なのだから仕方がないが、都市部では1.7GHz帯を中心にLTE化を進めた方が良かったのではないだろうか。
既存のFOMA帯域には手を付けず、余り使われていない1.7GHz帯でLTEを開始してトラフィックを逃がしていく。
その後2GHz帯をLTEに使い始めたって遅くはなかった。

制御にしても、ドコモはあくまでも仕様に忠実にスタンダードでと考えているようだがSBMはE社仕様だしauもまた然りだ。
なので標準仕様で接続試験をするとドコモ機はつながるがSBMとauは接続できなくなる。
だからドコモが偉いかというとこれも微妙な所で、現時点ではローミング仕様もハッキリしていないのだからどこまで標準に忠実に行かなければならないのかは議論の余地がある。

逆に独自路線を変えようとしないのが上位層だ。
spモードメール然りで、この辺りは逆にMMSに合わせればいいのにとも思う。
独自なシステムでも使いやすければ文句は言わないのだが、ドコモのやる事は酷すぎる。
その意味ではiPhoneは一つのスタンダードとして世界をまとめているとも言える。
ドコモがiPhoneを扱いはじめればSMSもMMSもスタンダードなものになる。