接続率

接続率ナンバーワンと言えばSBMである。
これってエリア圏内にいる人だけを対象としているんだろうなぁ。

最新のスマートフォン利用者調査では、
ドコモ：97.8%
au：98.1%
SBM：98.2%
となっている。

一方で従来型ケータイの場合は、
ドコモ：99.1%
au：98.7%
SBM：98.5%
で、SBMが最下位となる。

ドコモでスマートフォンと従来型ケータイの差が大きいのはLTE⇔3Gを行ったり来たりしているときに圏外になる時間が長いからではないだろうか。
安定したLTEエリアかLTEが全く入らない場所であれば良いのだが、そうでないと呼損が出る。
3Gエリアにおいても定期的にLTEを見に行くので、この場合も運が悪いと着信出来ない。
このあたりの制御のダメさ加減とエリアのダメさが着信率を低下させていると考えられる。

調査方法は予め指定された調査対象者に、7時から23時までの間にランダムに月間15回コールするとなっている。
調査対象者は各キャリア約1万人の合計3万人で、のべ合計月間18.6万コールすると書かれている。
と言う事は1人あたり月間約6回コールする計算になり、15回という説明と合わない。

スマートフォン調査の対象者は、最も少ないドコモと最も多いSBMで1.5倍以上の開きがある。
従来型ケータイでは最も多いドコモと最も少ないSBMで約1.4倍の開きがある。
統計処理なので必ずしも母数を合わせる必要は無いのだが、小数点以下の値を問題にするのであれば対象者他地域などもある程度揃えるかあるいは対象者をもっと増やす必要があるのではないだろうか。
これは都市部でSBM加入者が多く、地方部でドコモやauが強い偏りを抑制するためにも必要だからだ。