T9

何度も書いているとおりNECから離れられなかった理由にT9入力方式がある。
N-07Dに関しても然りではあるし、薄型軽量という点でも気に入った。

しかし実際には発熱問題のために満足な動作は望めなかった。
なぜNECはこんな製品ばかりを作るのだろう。
従来型ケータイの頃も同様でハズレ機種のひどさと言ったら並大抵のものではない。
それでも、ダメなら次を買う的にNEC製を選んできたというかそれしかT9の使えるものがなかった。

しかしこれではいけない。
と、禁煙や禁酒をするかのごとくT9との決別を私は決意したのだ。
覚えなければ使えないという、何とも人間に負担をかけるフリック入力を覚えた。
と言っても未だ完璧に使えるわけではなく、表示されるマーカを見ながら指をスライドさせる事もしばしばなのだ。
T9が殆ど何も覚えることなく使えたのに対してフリックの何と過酷な事か。

それでもT9からの脱却を行い、久しぶりにNEC以外の移動機を手にする事になった。
果たして使い勝手はという点は別記事に書いていく。