Home > DS-DT305(5)

DS-DT305(5)


  • Posted by: F&F
  • 2013年9月13日 12:05

1309131202_480x372.jpg
DS-DT305の感度を測ってみた。
感度は帯域なので狭帯域のCWで測ろうと思ったのだが、ダイレクトコンバージョンのゼロビートなのか?妨害で測れない。

スペクトラム表示を見る限りにおいてはLowIFで受信しているような感じなのでダイレクトコンバージョンの局発は見えないはず。
どうやらスペクトラム表示の中心周波数で受信するのではなく、オフセットして受信するのが正しい使い方のようだ。
以下測定は400KHzほどオフセットして測っている。

WFMはデビエーション25KHzで、AMは変調度50%で測定した。
狭帯域フィルタを通すAMの方が感度は上がるはずなのだが、内部妨害などで振幅性のビートがあると感度が落ちる。
オフセット周波数を調整してそこを避ければいいのかも知れないが、今回は単に測っただけだ。
CWは耳で聞こえる限界のレベルを測ってみた。
なおDT305の周波数は正確ではないので既知の信号で校正しておいた方が良いだろう。

周波数:WFM:AM:CW
100MHz:-77dBm:-96dBm:-100dBm
200MHz:-76dBm:-92dBm:-104dBm
300MHz:-84dBm:-81dBm:-99dBm
400MHz:-87dBm:-88dBm:-107dBm
500MHz:-86dBm:-94dBm:-125dBm
600MHz:-93dBm:-104dBm:-117dBm
700MHz:-89dBm:-96dBm:-115dBm
800MHz:-77dBm:-94dBm:-120dBm
900MHz:-44dBm:-70dBm:-90dBm

ワンセグ用なのでUHF帯の感度が多少良いかなと言う感じだ。
中国製の千円ラジオと思えば性能的には十分だとも言える。
受信周波数の下限は21MHz、上限は948MHzだった。
広帯域受信機なので狭帯域信号用としてではなくディジタル信号受信機として動作させた方が面白い。
フリーのディジタルデコードソフトもあるので楽しめるのではないかと思う。

ADCが8ビットらしいので2信号特性はそれなりにしかならない。
強力な信号がある場合はプリセレクタなりノッチフィルタが必要となる。

   

Comments:0

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > DS-DT305(5)



VC