レンズカメラ

SONYのレンズカメラは10月25日発売だそうだ。
価格は約2.5万円と微妙である。

画質的には、レンズはさほど悪くないと思う。
感度を上げて使っているのかノイズは少し気になる。
Xperia Z1との比較もあるが、むしろ驚いたのはZ1の画質の良さだ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/impression/20130909_614609.html

1万円台前半ならば面白いと思うのだが、2.5万円を出すなら普通のデジカメの方が良い。
取り出してさっと使えるからだ。
バッテリの持ちだって良い。
レンズカメラの場合はスマートフォンなどと組み合わせるのが前提(単独でも撮れる)なので、セッティングの手間が必要だ。
バッテリにしても、どちらかがエンプティになれば使えなくなる。
ズームの関係で簡易な光学ファインダを付けるというわけにも行かなかったのだろうし、試みは面白いのだがと言った所か。

私が普段使っているオリンパスのSH-25MRは撮像素子サイズがXQ10同様の1/2.3インチだ。
解像度は1600万画素でQX10の1820万画素よりも少ない。
レンズ自体としては周辺の歪みとコントラストの点でQX10の方が良いように思える。
画質全体、特にノイズの面だとSH-25MRの方が良好だ。
SH-25MRは発売時で2.5万円前後、今なら1万円以下で買える。
こう考えるとQX10を割高だと思ってしまうのだ。