N-07D

N-07DのAndroid4.1へのアップデートが公表されたのは昨年の5月だった。
他の全ての端末はAndroid4.1へのアップデートが済んでいるのではないかと思うのだがN-07Dはまだだ。

NECがスマートフォンマーケットから撤退と言う事でN-07Dのアップデートも見送りなのだろうか。
現用機ではないのでAndroid4.1を必死に待っている訳ではないのだが、その違いを見てみたい気がする。
SO-04Eの方は早々にAndroid4.2となり現在に至っている。
使い勝手として大きな違いはないのだが、例えばオルガン(ピアノ)アプリなどではタッチから音が出るまでの遅延が大幅に短くなった。
これはAndroid4.0から4.1での変化であり、この辺りも確かめてみたいと思っている。
その他様々な不具合などがどうなるのかも見たいのだが、果たしてアップデートされるのだろうか。

Android4.0へのアップデートではPMC製が最後だったような気がする。
アップデートが約束されたのが2011年の11月、アップデートが開始されたのが2013年の4月だった。
アップデートが公表された時点では12月中旬からとなっており、その12月が来ると1月〜2月下旬と案内された。
さらにその日程が近づくと2013年4月以降へと延期されたのである。

P-02Dは2011年の12月に発売されており、購入時点でAndroid4.0の夢を見た人が少なくはなかったと思う。
CPUはOMAP4430 1GHzで1GBのRAM/16GBのFlashROMが搭載されていた。
OMAP4430はデュアルコアなので使えないほど遅いと言う事もなかったと思うが、快適に使えるほどの速度ではなかっただろう。
そして発売から2年が経過した2013年の12月、すでにPMCはスマートフォン事業から撤退していた。

PMCと同じ道をたどるとすれば発表からほぼ1.5年後にN-07DもAndroidアップデートが起きるのか。
つまり、あと1年ほど我慢する必要があるかも知れないと言う事だ。
これは発売から2.5年を経過している事になり、市場に出回った多くのN-07Dはゴミになっている可能性もある。
出来の良いモデルであれば2年を超えて使う人もいると思うが、夏場は過熱による機能制限が起きまくるので使い勝手は最悪だ。
確かに薄くて軽いのは有り難いのだが、秋口から春先までしか満足に使えないのは苦痛でしかない。