解析

No！SoftBankさんのBlog凍結、帰ってきたマイドきっささんへの削除要請など乱暴な事件が起きた。
帰ってきたマイドきっささんは凍結を免れたようなのだが、凍結予定日まで待つしかなかったというのが何とも。

普通に考えればFC2側から何らかの連絡なりがあっても良い。

FC２がアレなのは仕方がないというか何というかなのだが、SBM本体がこれに関わっていないのは同社広報が証言している。
だとすると実質的な影響を受ける以外の人物がこれに関わった事になる。

インターネット犯罪を暴くためにビッグデータ解析が行われる。
例えば特定の企業や団体に嫌がらせのメールを送る場合は、それら企業やグループのホームページにアクセスする必要がある。
グループ企業が数社に渡ればいくつかのサーバにアクセスするだろう。
企業のホームページとなればアクセス数はかなり多くなり、当然ログも膨大になる。
F&Fのアクセスログでも50Mバイト/Day位にはなり、それを1ヶ月分解析しようとすれば1.5Gバイトを処理しなければならない。
それを多角的に、共通性などを探りながら抽出するのだから大変だ。
現在ではビッグデータ解析手法などもあるので機械がやってくれる事ではあるが、データ量はこの100倍も1000倍もあるに違いない。

犯罪者(あえて)が何を行うのかは帰ってきたマイドきっささんの所に書かれている。
http://maidokissa.blog133.fc2.com/blog-entry-152.html
これ以外にも、気に入らないページにクレームを付けるのだから複数回のアクセスがあるかも知れない。
例えばSBMに関係のない記事には1回のアクセスだが、気に入らない記事には何度もアクセスしているなど。
PROXYを使って誤魔化す手があるのかも知れないが、アクセス速度が遅いなどがあるので犯罪者側としてもダルいだろう。

犯罪者が何の犯罪になるのかだが、これが企業相手の場合は威力業務妨害になる。
企業でない場合でもblogにアフィリエイトコードがあれば業務の妨害になるかも知れない。
また近年では、いわゆる営利活動のみが業務とされるのではなく人が生活を営む事自体を業務と解釈する。
従って本件では業務妨害と信用毀損の罪になる可能性がある。