スマ放題

全然"放題"ではないSBMの新料金プランが、サービス開始前に改訂だそうだ。
さすがにぼったくりすぎだと思ったのかも知れない。

米国の人にも教えてあげたいなぁ、SBMが日本のケータイ料金を上げているのだよと。
米国でSBM参入時にこれと同じようなプランが導入されれば、知らずにパケットを使いまくって高額請求なんて事にもなりかねない。

最も安い料金のものは5,980円、これに基本料金が(ホワイトプランより値上げされた)980円、IP代が300円、リミッタをつける場合は別途300円が必要だ。
つまり合計金額は8,165円と高額になるがパケットは2GBまでしか使えない。
きっちり5分×50回の通話を行う人は得になる。
5分だとオーバしてしまうかもという事で4.5分で切断すると考えると225分となり、通常での通話料金は9,000円だ。
ここまで通話を使う人はSBM以外を使うと思うのだが、もしもSBMを使っているとするとWホワイトに入るだろう。
Wホワイトだと通話料が半額だが定額量が必要なので、その合計は5,434円となる。
IP代を入れたとすると5,734円だ。
これにパケット代が加算される。

スマ放題の場合はパケット代を分離は出来ないが、通常のホワイトプラン＋Wホワイト換算料金との差は1,826円になる。
考え方によっては1,826円で2GBまでの通信が行えるとも言える。

個人で5分の通話を50回行う人はそう多くはないと思う。
ビジネス向けだとすると、たとえば宅配便などの在宅確認や再配達受付ならば5分以内で済む。
それ以外のビジネス会話で、ちょっと複雑な話になると5分は微妙だ。

このプランへの加入は機種変更や新規加入時しか選択が出来ない。
という事は、ここまで高額にもかかわらずSBM的にはやりたくないプランなのだろうか。