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通話定額


  • Posted by: F&F
  • 2014年4月22日 12:04

見かけ上のインパクトが強いドコモの完全定額だが料金はそれなりだ。
PHSは従来からだれとでも定額と称した制限付きのプランを提供している。

このオプション料は934円なのだが、基本料金を加算するとトータルでは2,315円となる。
ドコモの完全定額は従来型ケータイでは2,200円なのでPHSよりも安価だ。
ただしPHSの方は基本料金内に従量制のリミットつきパケット契約が含まれる。

従ってどちらが得かとは言いにくいのだが通話用に使っているのみであればドコモの方が絶対金額が安い。
PHSは基地局ロケーションをSBMに取られてしまった事もあり、圏外なども増えた。

着呼が圧倒的に多いとはいえ、宅配便のドライバの携帯電話契約にもインパクトがある。
おそらくauも専用プランを作るなどして対抗しているのだろうが、そのトータルコストを見直す必要が出てくる可能性がある。

ドコモのプランはあまり電話をしない一般利用者から多くの金を取り、大量通話利用者にとってお得になっている。
言うなれば個人で考えれば値上げ、企業利用を考えれば値下げである。
それこそ迷惑FAX送信事業者やテレアポ屋が使いそうだが、見なし音声でFAXがどの程度送れるのかは疑問でもある。

しっぽを巻いたSBMのスマ放題だが、SBMのプラン作りはPHSにも影響が出る。
買収で周波数帯域と加入者を手に入れたSBMなのだが、それぞれがシナジーを出せないままバラけてしまう可能性がある。
だからヤフーに売ってしまったのだよとSBMは言うかも知れない。

もう一つは格安系と呼ばれるMVNO事業者の存在だ。
営業コストなどが少ないので割安価格を提示できるが、今のところ通話定額などのサービスは行えていない。
これはMNO事業者でなければ(現在は)難しいと思われる。

完全定額のドコモと格安系MVNO事業者に挟まれる形になったワイモバイル、そしてSBMはどう出るのだろうか。

   

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