- 2014年5月 2日 12:03
やるやると言っていた900MHz帯のLTEもスタート出来ず、各社が行うCAにも追従出来ず…
いや、追従すると発表するだけならば今でも出来るはず。
しかしSBMの場合はiPhoneメインなのでiPhoneがそれに対応してくれない事には始まらない。
CAにしても、VoLTEにしても。
それこそ従来型ケータイの時の緊急地震速報と同じだ。
やりました、出来ました、でも対応機種は1モデルだけです、みたいな。
iPhone6がFDD/TDDのCAにでも対応してくれると、そして日本の2.5GHz帯をサポートしてくれるとSBMにも出番が回ってくる。
もっとも2.5GHz帯はUQもあるのでKDDIに勝つ事は難しいだろう。
QU基地局のどの程度がLTEに移行出来るのかは分からないが、エリアカバレッジとしてはXGPの比ではない。
FDD/TDDのCAに関する規格を盛り込んだR12が6月リリースかな。
秋頃発表のiPhoneに間に合うか。
というか、基地局の方が間に合わないか。
本来であればiPhone云々ではなくインフラ整備を行うべきなのだが、それが客寄せにならないならやらないというのがSBM流だ。
確かに見えない未来に投資するよりも、今すぐそこにあるものに飛びつきたい気持ちは分かる。
各社のLTE開始前のSBMの言い分を覚えているだろうか。
LTEも、最初は金がかかるから後でやる、900MHz帯はCDMAで使うと言っていた。
そのツケが回ってきた。
先を見る目が間違っていたわけだ。
先を見る目と言えばcdma2000も同様なのだが、KDDIはLTE化を進めることによりcdma2000の寿命をさらに短縮しようとしている。
アナログ、PDC、そして旧バンドのcdmaOneと巻き取りに慣れたauは意外と身が軽いのかも。
インフラ整備は時間がかかるが料金プランの変更は簡単だ。
何しろ民団プランなど「代理店が勝手にやったこと」にしてしまった。
代理店が事業者の料金プランをいじれるのだからSBMって凄いところだ。
その凄さを活かして完全通話定額が2千円位と、ドコモより目立つ価格体系が出てくればおもしろい。
「VoLTE時代を見据えた」から「VoLTE時代に見放された」とでもキャッチコピーを変更したらインパクトあるかも。
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