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夏商戦


  • Posted by: F&F
  • 2014年5月 7日 11:04

新規加入やMNP優遇策が下火になる夏商戦を各社はどう戦うのだろうか。
冬や春商戦に比較すると盛り上がりに欠ける夏だが、ドコモやauはCAやVoLTEを謳い文句にする。

ゴールデンウイークに温泉だキャンプだと出かけた人も多い事だろう。
接続率ナンバーワンでも圏外じゃ仕方がないねと言うのはSBM利用者だ。
都市部ではそこそこ使えるようになってきた印象だが、行楽地は弱い。
人があまり行かない所はさっさと見捨てるのがSBM流の接続率ナンバーワンだからだ。
それでもEMの1.7GHz帯が使えるので以前よりはかなりマシになったという。

明日はauの夏モデル発表会、来週にはドコモが控える。
Yモバイルも何らかのアクションを起こすと見られている。

純増数一位を大自慢していたSBMだが、それが一転して公開中止の姿勢を取った。
しかしこれは認められず四半期ごとの公表を行わなければならないが、その内容に関してもグダグダ言っている。
純増数トップを誇るも主要契約の他(写真立てやルータやみまもり)の比率が抜きんでている事がバレバレだからだ。
もう一つはMNPポートアウトが増えている現状で、iPhone6発売時にはSBMで契約の多いiPhone4/4s契約者の一定数がauやドコモに移動すると見られている。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140506/biz14050618000002-n2.htm

純増数稼ぎは消耗戦…
SBMがいち早く消耗した結果の純増数公表拒否姿勢であり、インセンティブ額縮小だった。
春商戦も終盤にさっさと山盛りインセンティブ切り上げの理由をSBMは「販売の正常化を行うのはリーダの役目」と言ったとか。
メディアによれば「キャッシュバックが高騰して健全でない状況を通信事業者として問題視しており、率先して是正を図る」との通達を代理店に行ったとなる。
何のリーダなんだ?

この背景にあるのは資金難だ。
米国移動体通信会社の買収に金を使ったし、その後の業績も思わしくはない。
Tモバイル買収にはさらに3兆円近い金が必要だし、負債も引き受けなければならない。
ソフトバンクの負債はどのくらいあるのだろう。
5兆円くらい、あるいはもっと多いのかも。

そして孫さんはSBMに飽きたんだな。
後はテキトーに運営させておいて、自分は違う興味に突っ走る。
ただ孫さんがちょっかいを出すより、安定期以降は他人に任せた方が成功率が高くなる。
孫さんが力を発揮するのは立ち上げから安定期まで、しかしそこまで行かずに失敗したビジネスも数多い。

孫さんが自慢げに語っていたハーレクイン、カナダの出版社であるハーレクイン・エンタープライゼスが400億円超でニューズ・コーポレーションに売られていった。
孫さんの事だから、ハーレクインを語った事すら忘れているかも。

本日16時半からの演説会では何が語られるのか。
孫さんの言った事を聞くのではない。
言わなかった事に注視するのが演説会の正しい理解の方法だ。

   

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