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日本式


  • Posted by: F&F
  • 2014年5月20日 13:05

SBMは傘下スプリントに日本風の商売を持ち込んでみた。
最初は価格競争を仕掛けた。

日本ではドコモもauもなかなか追従してこなかったのだが、米国では上位二社がすぐ追従したのでスプリントは目立たなかった。
価格競争と張れば体力の少ないSBMグループが不利になる。
それでなくても金の欲しいところ、値下げで加入者を獲得する日本風のやり方は失敗した。
しかもTモバイルがスプリント以上に金をばらまいて一気に純増トップとなった。

次にネットワーク規制を行う。
トラフィックを下げれば設備投資を抑制出来るので儲けを増やす事が出来る。
ソフトバンクは利益1兆円を自慢するのだが、これは使うべき所に金を使わなかったんだよと言っているようなものだ。
ネットワークにしても何にしても業界トップであるならまだしも、3位の事業者が利益自慢してもねぇ。
投資家はそこまで考えないだろうから何でも良いのかな。

トラフィック規制はSBMが強固に行っている。
ヘビーユーザは要らない、ドコモにでもauにでも勝手に出ていってくれと言うわけだ。
ライトユーザこそ金になる契約者だからだ。

同じ事をスプリントにも持ち込んでみた。
規制対象パケット量を明確にしてしまうとザル管理がばれてしまうので、規制は上位からのランキング方式にしてみた。
これなら自分が規制されるかどうかは規制される時まで分からない。
その月々のトラフィック状況によって勝手に規制をかける事も出来る。
規制を強化すれば無線帯域も地上系も混雑が緩和されるので速度が出やすくなる。
で、速度はウチがナンバーワンだとやるのかな。

金のないソフトバンクはグループ内で金を回すべくヤフーにEMを売りつけようとしたが、3000億円の社債発行が成功して資金移動中止だとか。
ぎりぎりの立ち回りなのだろう。
宮坂氏の面目丸つぶれだ。

   

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