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カセットテープ(2)


  • Posted by: F&F
  • 2014年7月24日 11:09

SONYは1985年にCCD-M8を製造した。
当時の最軽量1kgを実現した録画専用のモデルだ。

現在のハンディビデオからは想像も出来ないくらい大型で重いのだが、おそらくは徹底した小型軽量化設計が行われていたことだろう。
機械は壊れるから分解性や修理性を考慮すべきであるというのが今までの設計だったと思う。
しかし最近では小型軽量化とデザインのために整備性を二の次にした設計が増えた。

Xperiaなどでもパネルなどは接着されていて、それはネジを外部に出さない事を可能にした。
これは防水などにも有利に働く。
ネジを止めるにはある程度の(ネジが入るだけの)厚みも必要になるので、それを廃すれば薄型化も可能になる。
何しろ部品のサイズが0.4mm×0.2mmほどなのだから、例えM2のビスだったとしてもそれは巨大だ。

スマートフォンのバッテリが交換可能かどうか。
大容量バッテリを搭載すれば交換不可能でも良いのではないか。

バッテリ交換不可能を世に浸透させたのがiPhoneだ。
もしもiPhoneが売れなかったらバッテリ交換型が今でも主流だったと思うが、iPhoneがOKなのだからバッテリ交換性は犠牲に出来るのではないかと各メーカは考えた。
バッテリケースを無くせば薄型化も可能になるし強度も出しやすい。
デザイン的にも自由度が上がる。

バッテリ交換はメーカ修理扱いとなり、それには費用がかかる。
接着されているパネルを外して半田付けで電池を替えなければいけない。
寿命こそ1年以上はあるが、何となく使い捨て発想みたいな気がしないでもない。

   

Comments:1

bluefinder Author Profile Page 2014年7月26日 10:08

たった一年そこらで電池の寿命を気にしなければならないのは
やっぱり納得いかないですが。
アメリカ辺りで集団訴訟が起こるとか(他人頼り)、電池交換
可能であることをウリにした製品とか出てこないかと。
ASUSのzenfoneとか、低価格のスマホが出回るようになって
電池交換に8,000円とか言われたら納得しづらいと思います。

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