- 2014年7月24日 12:10
横浜は山というか丘というか、坂が多い。
道路整備も遅れているので狭い道も多い。
旧社会党時代が長く続いた横浜では、車は贅沢品でその車が走る道路も贅沢だとの考えから整備が後回しになった。
そればかりではなく地形的な問題もあって、山を切り崩して住宅を建てたその接続道路は2mにも満たない幅の道がある。
時にそれは階段に姿を変えたり、とても上れないような急坂になる。
横浜の建築業者は斜面造成に強いと言われるのも、そんな急斜面にさえも家を建ててしまうからだ。
山の中というと語弊もあるが、そんな斜面を通る道路は直線ではない。
近年造成された大規模宅地であれば広い道路が規則正しくとなるのだが、東横線沿線にしても相鉄沿線にしてもとてもそんな風ではない。
地図を見てもやたら細かな道、行き止まりだったり階段マークがあったりだ。
でも、そこに住んでいる方も車を所有している。
駅から離れた坂の上となれば車は便利で、その細い道を通って来る事になる。
先日そんな道を走っていたらタクシーに呼び止められた。
この道の先はどうなっていますかと。
この先は車が通れない事はないが離合出来る広さではない。
なので、少し戻って広い道を行った方が良いですよと教えた。
広い道の先の丁字路を左に行けば新横浜方面だけれど分かりにくく、右に行けば横浜側、妙蓮寺辺りに出るからそちらの方が良いのではないかと。
しかしドライバーは新横方面から第三京浜に乗りたいという。
第三京浜に乗るのなら左に行きたい所だが、一山越えなければいけないので分かるかなぁ。
確かに丁字路の所の道は広いのだが、やがてそして突然道幅が狭くなる。
ヤバいかなと思った時には引き返す事すら難しくなってしまうのだ。
続く…
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