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3.5GHz帯(2)


  • Posted by: F&F
  • 2014年7月30日 11:10

新帯域の割り当てで理論速度1Gbpsを実現し、同時に圏外解消にも取り組まなければならない。
現時点では各事業者のエリアマップが全てなのだが、これは屋外で電波が入るかどうかを表しているに過ぎない。

屋内でとなればその建物の構造や大きさにも左右されるので明確化出来ない。
では屋外で圏内ならば安定して使えるのかと言えばそうでもない。
何度か報告しているようにドコモのLTEは未だ不安定な所もあるし、そのLTEに帯域を取られた3Gの音声通話品質も悪化する。
SBMに至ってはエリアマップ上は圏内だけれど、実際その場所は圏外だったという場所もある。

ドコモやauが○月○日の予定としてエリアマップをしてしているのに対して、SBMは○月以降エリア化の予定としている。
春にはプラチナLTEを開始する、いやいや予定が狂ったから夏からだと言うアレと同じである。

ルーラルエリアはどうか。
SBMは最初からルーラルエリアは整備しないと言っている。
あるいはドコモが整備しているのだから、ドコモの電波を貸せとも言う。
今でも旧EMの1.7GHz帯に相当助けられているのが現状であり、SBM自身の2.1GHz帯はエリアが狭い。
おそらく圏外解消論が持ち上がってくれば、SBMはドコモやauに電波を貸せあるいは基地局ロケーションを共有させろと言い出すだろう。

ドコモやauは古くからエリア整備を行ってきたアドバンテージがあるのだからSBMに帯域を貸さなければならない論を振りかざす。
所が一方ではドコモやauを凌ぐ接続率を達成したとやる。
この矛盾に満ちた言葉に騙されてしまう投資家って一体…
とも思うのだが、投資家は投資が仕事であって携帯電話の電波事情のことなどは分からないから仕方がないか。

   

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