LINE(2)

タイトルはLINEだがiPhone6の話である。
例年であれば新機種登場→いきなりゼロ円で販売された。

今年はどうなるのか。
MNPだとか買い換え特典は各社とも付けるとは思うが、キャッシュバック縮小ムードは継続されるのだろうか。
思えば春商戦が未だ終わらぬ時に、いち早くキャッシュバックを縮小したのがSBMだった。
販売方法正常化にいち早く対応だとか何とか言っていたが、世間からは「おまえが言うか」と呆れられた。

その後auのキャッシュバック攻勢に引かれるようにSBMも金を撒いて一時的に販売台数を伸ばした。
結果として販売ランクも正常化し、各社シェアに応じた台数という感じ。
SBM代理店のデータでもiPhone販売量は減少、その代わりに抱き合わせ強化で水増し対象モデルが増加している。

このままの流れで行けばiPhone6の販売量は加入者シェアに応じてと言うことになる。
純増数一番、iPhone販売台数一番と言っていた孫さんがそれを口にしなくなった時が来るとしたら、実質加入者増加数が落ちたと言う事だろう。
SBMが落ちてしまうとスプリントと共にお荷物にもなりかねない。
かつてのADSLと同じ目に、いやADSLは最初から赤字垂れ流しだったからそれよりは良いのだが、ばらまき作戦の失敗が見えてくる。

どの企業でも同じなのだが儲かっている時に次への投資が出来ないと先がない。
三菱自動車も過去に、パジェロ人気にあぐらをかいていたら先が無くなってしまったと言っていた。
特にモバイル事業は終わりなき設備投資と新規開発に金がかかる。