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純増数


  • Posted by: F&F
  • 2014年8月 3日 13:08

契約者純増数のみがその事業者の勢いを示す。
そんな風潮から、各社共に様々な作戦で純増者数を増やしている。

cdmaOneの頃の話なので時候ではあるが、契約者数の実体ではなく数字を増やす事で投資家の機嫌はきわめて良くなるという。
借り入れにしても何にしても契約者数の伸び率が鈍化すると渋くなる。
そこでゼロ円だろうが何だろうが、例え端末を配って赤字になったとしても事業者は加入者数を獲得する。

新規契約でキャッシュバックが付くが、大量契約してキャッシュバックを貰った後で解約し不要な携帯電話を捨てる行為が横行した。
現在では契約縛りなどがあるのでキャッシュバックをそっくりそのまま懐に入れる事は出来ないが、反面新古端末の中古市場があるのでそこで補填出来る。
iPhoneの中古(新古)端末が山のように積まれるのはこのためだ。

ソフトバンクが強力に主張した純増数発表の中止は認められず、四半期ごとの公表となった。
純増トップを誇り自慢していたSBMだが、純増トップを守るには金がかかる。
しかし金を使うと利益が確保出来ない。
キャッシュバックを縮小しなければならないSBMは、純増数発表は避けたかった。
まあ投資家向け資料には詳細を書かずに出せばそれで誤魔化しが利くのだろう。
孫さんが数字自慢に走るのは、投資家がそれしか見ないからだと思う。

通話定額をいち早く開始したドコモは46万増、auは50万増なのでドコモが頑張ったかなと言う感じもする。
SBMの実質加入者数の伸びは鈍化しているだろうが、55万程度の数字は作ってくるのではないだろうか。
毎月の数字作りではないので調整に要する労力は軽減されたはずだ。

   

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