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ノイスレベル(2)


  • Posted by: F&F
  • 2014年9月16日 13:08

アベレージングによってノイズの平均値が10dB下がったと言う事は、S/Nが-10dBでも観測できる事になる。
観測が出来ると言うだけでどんな信号でも復調が出来るわけではない。

アマチュア無線用として使われているJT44はS/Nが-10dBでも受信できるとなっている。
これがノイズレベル以下の信号でも復調できると書かれた元だろう。
信号は複数回送られてそれが重ね合わされる。
平均化によるノイズレベルの低減や繰り返し送信による信号波の重ね合わせでゲインを得ている。

このソフトには使われていないが、他にも周波数拡散する事によって拡散利得を得る方法だとか誤り訂正符号の付加によるエラー訂正なども一般的には使われている。
ダイバシティなども、空間や時間や周波数などが異なるポイントで受信して合成あるいは切り替えてゲインを得る。

JT65では誤り訂正符号の付加によってS/N -29dBでも復号が可能とされる。
誤り検出あるいは誤り訂正符号の付加は誤受信の防止にも役立つ。
JT65は占有帯域委幅355Hzの65FSKだそうだ。

   

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