プリンタ (25)

昨日書いたデータが物語っているとおりMG3530のWi-Fi接続エラーは突出している。
確かにN-07Dもエラー率は高いがMG3530はその2倍以上の27.5%だ。

iPhoneがスタンダードと言えるかどうかは分からないが、そのエラー率は0.6%だった。
いずれもプリンタと同じ場所(プリンタの上)に置いてあるのでWi-Fiの電界強度差はあまり無いだろう。
プリンタからノイズが出ていると仮定しても、そのノイズはiPhoneにも入ってくるはずだ。

もちろんMG3530のWi-FiアンテナはMG3530筐体内部にあるので自身のノイズによる妨害波より多く受ける。
しかしプリンタ自身のノイズによる妨害を受けているのはプリンタ自体の問題であり、利用者から見れば設計不良以外の何者でもない。
これでもキヤノンは「プリンタに問題はない、利用環境の問題だ」と言い切るのだろうか。

キヤノンには問い合わせしているが今の所返事はない。
週内(先週)に状況報告はしますと返事が来ていたが、その状況報告もない。
そこで本検証結果を添えて再度連絡をした。
返事は翌日あり、来週までには返事をすると言うものだった。
本当は先週(電波強度/通信レベル100%なのにエラーが減らない件に関して)回答が来るはずだったのだが、今週をすっ飛ばして来週か…
ドコモよりは対応がマシとは言え、大企業病なのかな。
http://www.fnf.jp/homeu.htm

キヤノンも言い訳が苦しいとは思うが「お客様の無線環境の問題です」と言うのが一番安易だ。
そして「iPhoneは弊社製品でないので分かりかねます」と、iPhoneのエラー率から目を背ける。
少なくともドコモだったらこんな回答になる。
ドコモなどこちらの検証結果すら見ようともしなかった。
パケット量や通信先のデータを取ったので見てくれと言っても「見ることは出来ません」だった。
ドコモショップからFAXで送ると言っても「送られてきても見ません」と言う。
見てしまうとそれを認めざるを得なくなるからだろう。

なのでドコモに比較すればキヤノンはマシだ。
まあ、民間企業だしね。