プリンタ (39)

キヤノンから返事が来た。
内容としては「社内で試験を行ったが正常だった。従ってお客さまの環境の問題であると言える」だ。

社内で試験を行って正常、こちらで試験を行うとiPhoneと大きな差がある。
とすると環境ではなく製品不良を疑うのが普通ではないだろうか。
そりゃあ2台同時に壊れる事は希だとは思うが、何故自信を持ってプリンタは正常であると言い切るのか。

おそらくキヤノンはこの製品の不具合に気づいている。
気づいていてそれを隠そうとするので話がおかしくなる。
これまでのメールのやりとりでは、そうとしか考えられない。

キヤノンによれば2日間試験をした(試験内容は不明)が応答時間には差が出たがパケット損はなかったとしている。
iPhoneでもエラーを起こす事があったのでエラー率がゼロとも考えにくい。
キヤノンが嘘を言っているとは思わないが、テスト環境(こちらはAPとの距離や使用環境や設置場所など写真も含めて説明している)も具体的数値も公開せずに「異常ありませんでした」と言っているキヤノンは異常だ。

無線LANモジュールとアンテナの間に20dB程度のアッテネータを入れて実験してみたい感じもする。
しかし何もいじらずにキヤノンに不具合を認めさせたい気もする。
キヤノンに不具合を認めさせれば、当然キヤノン都合で改善が行われるだろう。
でもそれには時間がかかる。

無知なT氏に代わってキヤノンお客様相談センター、スーパーバイザーのI氏が対応してくれている。
スーパーバイザーが何者なのかは不明だが、少なくとも合理的な考え方の出来ない人種である事は確かだ。
おそらくUSB接続でプリントエラーが起きたとしても「それはプリンタの故障ではなく、USBケーブルやPCなどお客さまの環境の問題です」なんて言い切るのだろう。
そしてこの問題が大きくなった場合にキヤノンは「Iが勝手に判断した事でキヤノンの判断ではない」というのかな。

電源ボタンを押下しても電源が入らなくなるトラブルでソフトウエアのアップデートが過去にされた。
これにしたって多くの苦情が集まらない間は「ボタンの押し方がいけない」とか「お客さまの指に問題がある」、「お客さまの使用環境で電源ラインにノイズが乗っている」、「PCが不正なコマンドを送ったのが原因」などなど言い訳したのだろうな。

以前にもリンクした↓でも結局ドコモはソフトウエアアップデートした。
http://www.fnf.jp/homeu.htm