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スミスチャート(3)


  • Posted by: F&F
  • 2014年10月13日 11:11

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マッチング回路の作り方は色々ある。
左はL/Cの2素子で構成したものなのに対して右はC/L/Cの3素子π型としている。

どちらも50Ωにマッチングが取れる事に違いはないのと素子が少ない方が損失が少ない。
だが周波数を振るとどうなるか。
紫の点線が周波数を振った時のカーブで、700MHzから1300MHz(設計中心周波数は1GHz)までスキャンしている。

左の2素子のものは回路のQが上がっているので周波数を振った時のインピーダンス変化が大きい。
右の回路は50Ω付近にまとまっている。

パワーアンプの多くは入力のマッチング状態を変えると出力側も変化する。
出力側を変化させると入力側も変わってしまうし、勿論動作点によっても変わる。

LNAの場合はNF最小点とゲイン最大点のマッチングが異なる。
NF最良を求めるのであればΓoptをターゲットにする。
従って入力のVSWRは最低にはならない。

   

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