楽天モバイル(2)

楽天モバイルの通話料は30秒/20円となっている。
楽天電話を標準契約にするのではなく、あくまでも別契約だ。

基本使用料無料なのだから、これを組み込んで見かけの通話料金を下げればいいのだが数稼ぎでもしたいのだろうか。
フュージョンの楽天電話が、携帯各社の完全定額制の前に苦戦している事からMVNO事業者として生き残る道を模索したのかも知れない。

楽天(フュージョン)は低価格誘導で客数を稼ぐとしている。
月間2.1GBまでのデータ利用料は1,600円は高くはないが、YMと戦うにはインパクトに欠けるような気もする。
三木谷氏はMVNOの時代みたいな事も発言しているのだが、特に音声通話に関する料金体系の自由度という点でMNO事業者にはかなわない。

楽天モバイルはドコモの回線を利用するわけだが、ドコモに対して"俺は楽天だぞ"的な立場で契約条件を引き出そうとしたとか。
しかしそんな手法がドコモに通用するはずもなく、他のMVNO事業者と同様な条件が機械的に出されただけだった。
より有利な契約条件とするためにはスケールメリットが必要であり、楽天では1千万契約を目指すという。