- 2014年11月10日 11:06
今度はSGと周波数を比較してみる。
周波数の比較なのでカウンタの周波数誤差は直接は関係ないが、これは一応合わせておいた。
200MHzを計測すると200.000,005,2と表示された。
SGの周波数は0.026ppmずれている事になる。
雑記にも書いたが2台のESG-Dの周波数誤差は約0.023ppmだったので、周波数の低い方のESGはほぼピタリだったわけだ。
周波数カウンタの方はTCXOのトリマを直接触って周波数を合わせる必要があるが、SGの方はサービスメニューからアジャストできる。
0.026ppm周波数を下げるのにアジャスト数値を150程下げた。
これでSGの周波数は±0.001ppmに入ったことになる。
SGはOCXOなので0℃〜55℃の範囲で±0.05ppm、定温であれば0.0005ppm/45日の誤差が規格だ。
これは周波数カウンタより50倍以上安定度が高いことになり、それはOCXOのおかげだ。
カウンタは0℃〜40℃、SGが0℃〜55℃で規格化しているのに対してスマートフォンは5℃〜35℃だったかな。
測定器の何倍も過酷な使用条件になる割に保障動作温度範囲が狭い。
SGが校正されたのでSGに合わせてカウンタのトリマを回すのだが、何せこれが微妙すぎて合わせにくい。
SGの基準10MHzをカウンタに入れて使えばいいと言ってしまえばそれまでなのだが、スタンドアロンで手軽に使えることも必要だ。
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