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53131A(5)


  • Posted by: F&F
  • 2014年11月28日 11:08

回路図を元にメインボードのコネクタ接続を調べたのでプリスケーラの回路図を書いてみた。
一般的に入手の可能な部品と言う事でプリスケーラICには秋月で売っているμPB1507GVを使う。

アジレントオリジナルではプリスケーラ手前で4つのMMICを使い約30dBのゲインがあるアンプが入っているので、これはミニサーキットのEAR-2SM+を2段使用する。
EAR-2SM+は現行カタログには掲載されおらず、現行品で入手しやすいのはGALI-4+辺りだろうか。
特性は似たようなものだが消費電流が少々多いので抵抗値は変更する必要がある。

http://www.fnf.jp/prescaler1.pdf

簡単な回路なので生基板の上に空中配線で作る事も出来る。
ただし3GHz迄を扱う事になるのでつなげば動くというものでは無い。
問題はこのプリスケーラの下限周波数が500MHzであること。
実際には100MHz以下から動作するが保障はされていない。

入手が容易なプリスケーラで100MHz辺りから使えるものは探せなかった。
HMC434で1/8にしたあとで1GHz級の1/16デバイスを接続すると8GHz帯までカウントできるようになる。
HMC434はDCから動くので良いのだが、その後段のデバイス探しが問題だ。

プリスケーラのコネクタの記事に関してメールを頂いた。
53131A プリスケーラで検索すると上の方に出てくるページには、プリスケーラを有効にするための細工を分かりにくくしてある的に書いてあると。
まあ、意地悪しようが何をしようが書いた人の勝手なので…
だってプリスケーラにしてもメインボードにしても回路図が入手可能なのだから、秘密も何もない。

と言う事で、上の回路図通りに作れば動く事になっているのはバラックで実験済みだからだ。
なおプリスケーラICだけでアンプを入れなかった場合は(周波数によって異なるが)-20dBm〜-10dBm程度の感度になる。

   

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