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内部抵抗(2)


  • Posted by: F&F
  • 2015年1月10日 12:08

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台湾ユアサバッテリの内部抵抗を測ってみた。
測定周波数は1KHzとし、AGの出力電圧は5Vとした。

電流測定用の抵抗はAGの負荷インピーダンスの関係もあり公称100Ωのカーボン抵抗とした。
電流測定用抵抗の実測抵抗値は99.2552Ωだった。
この抵抗の両端電圧は3.44720Vだったので電流は34.7307mAとなる。

バッテリの両端電圧は0.2473mVなのでバッテリの内部抵抗は約7.1mΩと計算出来る。
室温は約23℃だった。

フル充電から1ヶ月近く放置してあるので多少は内部抵抗が上がっているのかも知れない。
15Ahのバッテリの内部抵抗が13mΩ、24Ahで10mΩのデータがあった。
電流容量が2倍になると内部抵抗は半分くらいになるので10.5AhのTY12A-BSの7mΩは良好と言える。

次にDC放電を行う。
前回使用したハロゲンランプを負荷として6A放電させた時の電圧は12.12Vだった。
放電開始から65分後に電圧が8.7Vまで低下したので放電を中止した。

昨年12月14日の実験では放電開始70分後に10Vと記してある。
約1ヶ月の放置で容量は9割に低下したと言う事になる。
一般的鉛蓄電池の自己放電率は数パーセント/月と言われているので、これより少し多い。

   

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