プリンタ(63)

スーパーバイザー氏は、キャノン社内でテスト済みのプリンタがあるからそれを送るがどうかと言ってきた。
しかし私はそれを断った。

テスト済みのものを送ったかららこれでおしまいですねと言われても困るからである。
そもそもプリンタの故障検証のために1台買い足して、手元にはMG3530が2台になっている。

スーパバイザー氏は「こちらからの提案を飲まないのなら話は終わり」という感じになった。
常にキヤノン主導で進めようとするその姿勢に強引さが加わった。

手元にある2台のプリンタのファームバージョンの違いとWi-Fi接続性の違いに関して聞いてみても「関係ない」との姿勢だ。
ではどこが違うのかと聞いても「細部の違いだ」としか言わない。
同じバージョンにしたくても自動アップデート出来ないが、これに関しては「細部の違いなので関係ない」という。
では何故ファームバージョンが違うのかと聞いても返答無し。

スーパーバイザー氏が無理な屁理屈をこねるものだから、何を言っても矛盾点に突き当たる状態になった。
スーパーバイザー氏が何かを書いてきても「それは以前の主張と違いますね」の一言で撃退出来てしまう。
もはやスーパーバイザー氏のプライドはずたずたである。
メールの文面にもそれが表れていて不機嫌さが伝わってくるばかりか、定型挨拶文に1行を加えただけみたいなメールしか送れなくなってしまったようだ。

そこでキヤノンサービスセンタに立ち寄ってみた。
するとMG3530は修理対象モデルではなく、不具合発生時は交換しかしないと言う事が分かった。
こんな事サポートでは言っていなかったが、これに関して聞いてみた所「案内する必要がないと判断した」だった。
散々修理の話をしているにもかかわらずである。

サービスセンタの対応によりスーパーバイザー氏の信頼性は更に落ちる事になった。
サービスセンタではWi-Fi接続性の悪さを認めたからである。

続く…