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ダイオード?


  • Posted by: F&F
  • 2015年1月18日 12:11

オーディオで良く聞く話に電線の向きがある。
いつ頃から言われ始めたのかは知らないが、あるページにはこう書かれている。

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オーディオケーブルは方向によって電流の流れやすさが異なり音が変わります。
そのため左右のケーブルの方向をそろえるのはもちろんですが(略)
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スピーカーケーブルやラインケーブルなどは、接続する向きで音が違います。
その差はそれほど大きくはありませんが(略)
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電線の向きによって電流の流れやすさが違う論だ。
まるでダイオードなのだが、電線を流れる電流は交流な訳だから意味がよく分からない。

無酸素銅線信仰もある。
あれって電気抵抗を小さくしようとする試みなのだろうか。
確かにスピーカはインピーダンスが低いので電線の抵抗はダンピングファクタなどに影響を与えるが、無酸素銅線を使うのならば配線の断面積を0.5%増やした方が効果的となる。
更に効果的なのは電線の温度、つまりは室温を下げる事だ。

温度を下げると言えばクライオ処理が流行った時期もあった。
線をいったん定温にすると良い電線になるという理屈なのだが、これは何ら変化するものでは無い。
何ら変化しないので「クライオ処理済みです」と、なんでもない電線を高値で売りつける事が出来る。

電源ケーブル説は何度か書いているが、ブラインドテストによって電源ケーブル効果が否定されたというお話は海外サイトなどにもある。
ただし「海外ではそうかも知れないが、日本の電源では確かに違いがある」と言われるかも。

   

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