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電池の寿命


  • Posted by: F&F
  • 2015年1月26日 13:11

EVやハイブリッド車、PHEVなどが珍しくない時代である。
完全なEVは見かける事は少ないが、横浜では日産製をたまに見かける。

車を長く使うとすると電池の寿命は気になる所だ。
自動車用としてはエネルギ密度よりも寿命と言う事で設計されているので、スマートフォンの電池のように2年したらずいぶん持ちが悪くなったなと言う程の劣化はない。
バッテリの寿命と劣化具合は公表しているメーカとそうでない所があるが、比較的寿命を長く取れるリチウム系のバッテリでも10年経てば実質容量が半分近くに減少する。
(三菱では、急速充電をせずに年間1万キロ走行と2週間に1度の補充電で10年後に65%の残容量があると試算する)

EVやPHEVではバッテリ容量が大きいので交換にはコストがかかる。
一般的ハイブリッド車でNi-MHバッテリだと価格もそこそこ安くなっているようだ。
Ni-MHバッテリは使用開始から容量減少が緩やかに始まるのに対して、Li系は寿命が近づくと急激に容量が減る傾向がある。
ただしLi系は設計や材料によってかなり特性が変わるので、自動車用も同一かどうかは不明だ。

日産がEV用バッテリの劣化したものを家庭用の蓄電池として使う方法を提案していた。
つまり内部抵抗は上がるが容量自体は残っているよと言う事なのだろう。
Ni-MHなどの水系電池はドライ化という避けられない劣化要因があるが、エネルギ密度を犠牲に長寿命化が可能なのは他の電池と同じだ。

   

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