天気予報(2)

昨日は大雪になる筈だった。
大雪と言っても東京近郊で10cmも積もったら大変な大雪である。

一昨日のニュースでは雪が降る雪が降ると半ば煽るかのような報道だった。
自動車用品店で冬タイヤが売れている、チェーンが売れている、買った方が良いよと繰り返し言われた。
備えあれば何とかなので用意しておくにこした事はない。

一昨日の夜、寒気が入っているとは言うのだが気温は高めだった。
こんな気温で雪になるのかなと思いながら眠りについた。
朝目覚めて外を見ると雨が降っていた。
気温は2℃前後で、雪になるか雨になるかの微妙な線だ。

午前中に一時雪になったが、その後又雨に変わった。
空はさほど暗くはなく雨なり雪なりが激しさを増す気配ではなかく、小降りになりやがてやんだ。
夕方から再び雪交じりの雨となったが積もるほどではなかった。
ちなみに気象庁は大雪注意報を出しっぱなしだった。

夕方のニュースでも雪だ雪だと報道するも都内に雪は無し。
仕方がないからでもないのだろうが東京北西部や箱根から中継するなど、雪探しに苦労している。
明日の朝まで降るから積もるぞ気をつけろと煽るものの、20時には雲は去った。
さすがに夜のニュースでは雪が積もるぞ報道はなくなった。

予報官としてはいったん出した予報を訂正するのはプライドが許さないみたいな所だろう。
いかにも役人っぽい考えではあるが、予想的中率が悪いのだから逐次変更していった方が良いと思う。