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VFD(7)


  • Posted by: F&F
  • 2015年2月 8日 13:08

VFD(蛍光表示管)の低下した輝度を何とか回復させられないかと思う人は多い。
質問も頂くのだが、蛍光体の劣化は蛍光体を塗布し直す以外に直す方法はないと思う。

蛍光体の劣化は白色LEDなどでも問題で、LEDそのものの寿命よりも蛍光体劣化による輝度低下が大きい。
蛍光体は電子線や紫外線で叩かれて発光するのだが、高エネルギを受ける事もあり劣化が進む。

以前にも書いたが代替不可能なオーディオ機器などのディスプレイは問題が深刻だ。
専用のデバイスで専用のVFDをドライブするので代替が無く、表示が見えなくなると操作もできなくなってしまう。
暗くなってきたらそれ以上劣化が進まないように、必要の無い時にはVFDの電源を切っておくなどは有効だけれど当然表示は消える。
ヒータ電圧やアノード電圧を上げれば輝度は上がるが限界はある。

汎用VFDはそれ自体を交換すればいいので話は簡単だ。
http://www.noritake-itron.jp/kit/module/index.html#cu-u

コンセントを入れておくと常にVFDが点灯しているような機器の場合は、予めアノード電圧を下げておくなどすれば寿命は伸びる。
輝度を半分にすると寿命は数倍とか、そんな感じだ。

未確認情報なのだが物理的刺激によって復活させるなんて話しもある。
コンコン叩く程度から超音波洗浄機などで洗ってしまう方法まであるが、実際試したわけではないので何とも。

   

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