CLSバッテリ(4)

2万円レンジで仕様を比較してみる。
メーカ製なら仕様も信頼出来るだろうが、中韓製だとこれは怪しい。

BOSCHはAGMバッテリを薦めているがこれはちょっと高額で3万円弱といった所。
AGMバッテリとはシールドバッテリのような感じでバッテリ上部に電解液溜まりがない構造だ。

BOSCHのシルバーXだと2万円弱、100Ahで910CCAとそこそこの性能である。
PSINは同容量で870CCAと標準的になるが価格は少し安く1.5万円級だ。

ヤナセのユーロブラックも2万円前後の価格だが100Ahで760CCAと少ない。
純正を売るよりも儲けが多いのか、ヤナセは結構これを勧める。
但しヤナセで交換すると交換工賃も含めて6万円くらいは取られるはずだ。
純正品はヤナセで買うといくら取られるのか知らないが、市場価格として5万円前後だと思う。
でも実力値として9年使えれば高くはない。
BENZの場合はバッテリはトランクにあるので温度的に楽だというのも長寿命の要因だろう。

純正と同じVARTA製もBENZマークが入らなければ2万円の価格レンジになる。
100Ah/830CCAの性能だが、扱っている店は多くなく入手性が悪い。

AC DELCOはPSIN同様に1.5万円級となり100Ahで800CCAである。
EXIDEはEXP-100で870CCAとなっていて2万円前後だ。

1.5万円前後だとPRIMAXブランドもある。
100Ahで850CCAと書かれているが韓国製なので真偽は不明。
PRIMAX・SUPEX・ATLASは国産乗用車向けバッテリとしてもよく見かける。

2万円クラスでは有名どころ、CCAも大きなボッシュ製を選んでみた。
PSINは安価なのだが表向きはCLS不適合となっている。
シルバーXは同じようなサイズで2種類あり、SLX-1Aは100Ah/910CCA、SLX-1Bは110Ah/850CCAである。
SLX-1Bは長さ方向が少し大きい。
一応CLS適合はSLX-1Aになっているのでこれを注文した。

VARTAも同サイズがあり600402083は100Ah/830CCA、610402092が110Ah/920CCAである。
ちなみに純正品版はA 005 541 10 01で95Ah/850CCAである。