Home > ナンバーワン(4)

ナンバーワン(4)


  • Posted by: F&F
  • 2015年2月14日 13:08

経費節減でTV CM数を少なくしたという話なのだが、それでも未だ露出度は多い感じがする。
CM好感度にも表れるようにauの英雄広告の方が目立つから、相対的にSBMが霞んだだけなのかも。

広告を減らすと様々な弊害が起きる。
これがドコモやauならば広告量にかかわらずなのだが、SBMは悪いニュースも多いだけに広告量を減らすとそれら事実が報道されてしまう。
広告料を多額に払う、いわゆるビッグスポンサーならば都合の悪い部分は報じられない。
そう、福島原発事故当時の東電と同じように。

カネのばらまきをやめると加入者が集まらない→カネをばらまくと収益率が低下する。
加入者数を水増しするとARPUが下がる→水増ししないと純減の恐れ。
多重契約させたツケで解約率が上昇する→多重契約させないと純減の恐れ。
広告宣伝費を削ると真実が報道されてしまう→広告宣伝費を削らないと金が無くなる。
パケット規制を撤廃するとネットワークが破綻する→パケット規制を行うとパケット代が稼げない。

勢いのある頃ならば通用したかも知れない3年縛りも、今となってはどうなのか。

移動体通信事業者の設備投資に終わりはない。
3G→4G→そして5Gに向けた取り組みが始まっている。
終わらない設備投資は金食い虫であり、設備投資と在庫の大嫌いな孫さんにとっては頭痛の種だ。
孫さん自身「設備投資、これがひと通り主なものが終わりました」と何度も繰り返す。
これは世代の更新と将来の成長に終止符を打つと言う事か。

YMをSBMに取り込むのもSBM単体の悪数字隠しの意味合いが大きい。
重複契約ばかりだがそれでも総加入者数はかさ上げ出来るし、重複契約を見直しましたと言えば純減を隠せる。
多借金企業にとって純増率の鈍化は資金調達力に大きなインパクトがある。
ドコモの純減とは訳が違う。

見栄とハッタリの孫さん自ら「長い戦いの始まり」と言った。
言葉の上ではスプリントを対象にしているが、SBMに対する危機感も相当なものだろう。
腐ったリンゴをどこに捨てるのか、リンゴ箱の上の方にだけ見栄えの良いものを並べるのか。

   

Comments:0

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > ナンバーワン(4)



VC