ナンバーワン(10)

久々にSBMネタで話が続く。
やはりSBMはこうでなくては。

一般的事業者と同化してしまっては面白みが半減である。
孫さん自身が移動体通信事業に飽き気味な事も面白みを減少させている。
勢いのある頃とは違って少々悲壮感が漂うのが日本の経済状況のようで暗い感じがする。

春商戦は加入者の稼ぎ時であるが、春に稼いだ加入者は春に失う恐れが高い。
MNP転出過多とされるSBMは、この春商戦をどう戦っていくのだろうか。
キャッシュバック縮小から1年が経過し、SBMにとってはさんざんな年になってしまった。

SBMと言えばSBMな人なのだが、さすがにこの状況ではSBMを持ち上げるネタがないだろう。
ドコモを超えたと言ったって、孫さん自身が3位事業者だと言ってしまった以上どうしようもない。
決算演説会で孫さんは風邪をひいたと言っていたが、SBMは肺炎かも。
今までカンフル剤を打ち続けて頑張ってきたのに、薬物耐性が出来ちゃったかな。

SIMロック解除の義務化が近づいてきた。
孫さんは以前に「SIMロックを解除すると端末料金は4万円上がる」と言っていた。
孫さん得意の口から出任せである可能性も高いが、カネのないソフトバンクとしては値上げに踏み切りたいだろう。
一部販売店ではゼロ円販売が終了するみたいな噂も出ている。

SBMのナンバーワン、ナンバーワンを規制する動きと共に通信事故の基準も見直される。
SBMは障害が発生しても、発生時刻を遅らせたり復旧基準を曖昧にするなどして誤魔化してきた。
これに対しても総務省は黙っていない。
法に触れなければ何でもやるソフトバンクに対して、ならばその基準を見直す動きだ。

エリア詐欺に関しても2年近く前から問題視されている。
当時のニュース記事でも『「つながりやすさナンバーワンへ」とうたう広告を展開し、ＮＴＴドコモやＫＤＤＩから批判を受けている。
誇大広告を取りやめようと通信業界は、通信速度や接続エリアといったサービス品質の指標について、広告での表示方法を定める自主的なガイドラインの策定に動き出した。』