春商戦(5)

SBMの大手販売代理店ベルパークの数字によれば2月度の販売量は前年同期の約6割まで落ちている。
昨年10月以降は前年同期比マイナスが続いているが、この落ち込みは記録的。

1月度はデータSIMと写真立てで数を稼いだ格好だが、2月度はそれも落ち込んだ。
わずかに写真立てが前年同期比プラスになっており、徹底した写真立て配りの努力が感じられる。
従来は1契約に写真立てを1つ付けていたものを2つにするなど頑張ったのだろう。
しかしこれ、従来は１人の解約で2契約の減少だったものが3契約の減少になる。
これが自転車操業的純増稼ぎの脆い所だ。

1月度は機種変需要が前期比プラスになっていたのだが、2月度はそれもマイナスになった。
3月度は通常期の2倍以上の販売台数が見込めるが、果たしてこの春はどうだろう。

新規需要のマイナスは新規加入者の減少であり、機種変更需要の減少は他社への流出と考えられる。
Androidメインであれば不満が減少して使用期間が延びたとも考えられるが、SBMは殆どAndroidは売っていない。