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セグウエイ


  • Posted by: F&F
  • 2015年4月 1日 11:12

セグウエイ登場から10年以上が経ち、ホンダなども同様のコンセプトの乗り物を開発した。
UNI-CUBは日本科学未来館で先月まで実証実験が行われていたので体験した方が居るかも知れない。

実証実験で自信を付けたホンダは、UNI-CUB Rのワンメイクレースを開催する。
スタイルはほぼ実証実験車そのままなのだが、高速走行に耐えるようにカウルが装備されている。
サーキット走行用に開発されたタイヤは、ほぼ直進走行専用品とされる。

オリジナルUNI-CUBは横方向にも移動出来るタイヤ構造を採っており、これがキモでもある。
しかしサーキット走行では横剛性を上げる必要があることなどから、タイヤの機構自体も変更を受けた。
UNI-CABはメインのタイヤに小さな操舵輪を持った1.5輪構造なのだが、サーキット用では操舵用の小さなタイヤは殆ど接地せずに走る。
但し過度のドリフトを起こした場合は操舵輪によって安定性を増す制御が行われる。
最大62度のバンク角を稼ぐためにタイヤの直径とステップ位置は見直された。
バランスもコーナリングもドリフトも全てセンサ任せで走行は容易だ。

UNI-CUB Rは電力で走行するため、ホンダは未来のクリンエネルギ車によるレースと位置づけ、第一戦は本日13時から鈴鹿で行われる。
全国から予選を勝ち抜いた30名が参戦し、250km/h以上でストレートを駆け抜ける。

ホームストレッチには非接触充電機構が埋め込まれているため、コース1周ごとにフルチャージされる。
非接触充電時には下向きに力が発生するため、走行安定性が増す。
オリジナルUNI-CUBは最高速度6km/hで6km、つまり1時間の走行が可能だ。
対してUNI-CUB Rは航続距離こそ6kmと変わらないものの最高速度は250km/hを超える。
ノーマルUNI-CABが1時間で消費するバッテリをUNI-CUB Rは数分で使い切るわけだ。

現在のレコードタイムは4分台だと言うから2輪コースのレコードタイムの2分落ちだ。
ちなみに4輪のレコードは1分28秒台であり、ホンダはラップタイムはタイヤの数が決め手になるという。
ASIMO君も参戦するが体重過多のためタイムは低迷、現在予選トップは小学3年生の新米レーサだ。
ソフトバンクもペッパー君を2本足に改造して参戦させたものの、一番一番と口数が多いだけで走りは全く駄目だった。

   

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