解約自由

私のドコモ契約は10年超なので縛りはなくなっていると思う。
もしかすると料金プランを変えたりすると縛られるのかも知れないが、従来プランの時には縛られる事無く割引が受けられた。

2年縛りを導入したのはVodafoneで、解約阻止策だった。
その後その2年縛りを強化してSBMが続けた。
やがてドコモやauも2年縛りを導入する流れとなる。
善は悪に駆逐されるのだ。

今では2年縛りが一般的となってしまった。
2年の縛りが終わると次の2年が開始される。
この解約可能期間を1ヶ月から2ヶ月に延長しようとする動きもある。

そして縛り自体も、2年間縛ったのならその先の縛りは居るのか？との議論もある。
縛りは事業者の魅力による正常な競争を阻害する。
いかなる場合も縛られないとすれば流動性は増し、競争は激しくなる。

2年縛りだ3年縛りだとやっていれば、それは縛りというルールに保護されている事になる。
ネットワークがボロでも、言っている事と実際が大きく異なったとしても解約が出来ないのだから。
解約がしやすくなると各社解約率は当然上昇するだろうが、今のように新規獲得に必死になる事も減ると思う。
キリがないからだ。

解約率が低く安定しているドコモやauは縛り規制によっての影響は大きくはないだろうが、SBMは大変だ。
今でも解約を阻止するためにあらゆる手を使っている状態で、それは解約を考えないようにサービスやネットワークを良くするのではなく解約自体をしにくくする施策だ。
2年以降の縛りが無くなればSBMも実力で勝負する以外になくなり、それはエリアなどの改善にもつながっていく。