53131A

Agilentのユニバーサルカウンタ53131Aだが、手持ちのものに社外品のOCXOオプションが搭載されている。
が、純正オプションが入手出来たので入れ替えてみた。

社外品は平たい感じのOCXOなのだが純正品はずいぶん高さがある。
底面積はほぼ同様ながらデカいのだ。
カウンタから見た信号というか制御は純正品もサードパーティ製も同様なので操作上での区別は出来ない。

サードパーティ製は外気温による変動がカウント値として見えて、と言ってもマイナス8乗オーダなのだが、OCXOの筐体を温めたり冷やしたりすると周波数が変動する。
純正品はこれより遙かに変動幅が小さく、多少温度を変えてもマイナス10乗くらいの所が動く程度だ。
デカさにもそれなりの意味があると言う事だろうか。
仕様によれば24時間安定度でマイナス10乗、温度範囲でマイナス9乗となっている。

もっとも通常はSGのタイムベースを拝借しているので内蔵OCXOの制度が云々でもなく、単に気分が良い程度の話だ。