Home > 台湾ユアサ(5)

台湾ユアサ(5)


  • Posted by: F&F
  • 2015年4月27日 13:08

1504271304_480x360.jpg
最初に駄目になった台湾ユアサバッテリをスカイウエイブに搭載して1ヶ月、特に異常はなく使えている。
では1セルが駄目になった台湾ユアサはと言う事で内部抵抗を測ってみる事にする。

従来はオーディオゼネレータから1KHzの信号を加え、その電流と電圧からバッテリの内部抵抗を求めていた。
AC結合のミリオーム抵抗計があれば一発で測れるのだが持っていなかった。
そう、持っていなかったのは過去の話で今は持っているのである。

これまでも何度かヤフオクに出品されたミリオームメータを狙っては居たのだが、意外に価格が上がってしまって落札に至らなかった。
使用頻度の高いものならば多少高くても買うのだが、今の所の使用用途は電池の内部抵抗測定のみである。
そんな中でHIOKIの3.5桁のミリオームテスタを見つけたので買ってみた。
一部破損品だったので手持ちの部品を流用して直した。
3.5桁しかないし精度だって0.5%だが最小桁は10μΩ、今の私にとっては十分だし何より安かった。

精度がどうなのか、本来ならキャリブレートしたい所だが基準抵抗がない。
手持ちの0.1Ω±5%の抵抗を測ってみると、97.6mΩと表示された。
同じ抵抗をHPの34401で測ると98mΩと出た。
34401はこれが精度の限界で2桁にしかならないが、そう激しくは狂っていないと思う。

ミリオーム測定にはケルビンクリップが必須なのだが持っていない。
ソースの線と測定用の線を単に半田付けしただけのものでは残留抵抗が0.50mΩほど出てしまうが仕方ない。

問題の台湾ユアサバッテリを接続してみると150.5mΩ、ずいぶん内部抵抗が高いではないか。
放置して1ヶ月なので自己放電と考えるには内部抵抗が上がりすぎている。
うーん…

そこでDC電源を接続して充電してみる事にする。
果たして内部抵抗は下がるだろうか。

   

Comments:0

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > 台湾ユアサ(5)



VC