従来型ケータイ

従来型ケータイはボタン付きスマートフォンといえるのか。
スマートフォンでの利用を前提としているチップ構造やOSを従来型ケータイに使うのは何かと無駄が出る。

一つは通信系の部分で、多くのスマートフォンがIP接続を前提として動作しているのに対して従来型ケータイはそうではない。
ブラウザを立ち上げたとき、メーラを立ち上げたときに通信を行うのが一般的だからだ。
一方でスマートフォンでは通知を受けるためのリンクを張っておくとか、何かのアクションで通信を行うなどしている。

通信させても良いのだが、それはバッテリコンサンプションの問題にもなる。
何よりパケット契約を必須とするのか否かでも変わってくるし、そのパケット代をどうするのかという話もある。
LTE対応にするならばVoLTEにすればいい話で、連続通話時間も延ばす事が出来る。
ところがドコモの場合はFOMA契約とLTEエリアカバレッジ契約では料金体系が異なる。
従来型ケータイとスマートフォンが違うのではなく、通信方式によって差があるのだ。
もしも従来型ケータイをLTE対応とすれば価格が上がり、勿論競争がなければ勝手に値上げすればいい話だが現状ではauに逃げられてしまうだろう。

LTEシフトを加速したいがどうにもならない。
そんな苦悩があるのではないのか。
auのVoLTEケータイも料金は微妙な値上げかな。
通信をカバーするためにパケット契約も必須だったような。
ドコモの方は音声のみで契約できる。