シャープ

どうにも業績が改善しないシャープだが、スマートフォンなどは作り続けている。
シャープによれば成長の見込める事業だと言うことだ。

私はシャープ製は使ったことがない。
今は違うのかも知れないが、シャープの独自キーが気に入らなかった。
使ってみれば良いところがたくさんあるのかも知れないが、何となく地味なイメージでもある。

シャープが携帯電話事業に参入した頃には家電量販店の販売チャネルなど、家電でつながりのあるルートを積極的に使った。
各メディアにも宣伝費を使い、タイアップ記事などでイメージアップを狙った。
こうした努力というか何というかが功を奏して従来型ケータイでは老舗メーカのシェアを奪う事にもなった。

携帯電話初の3D液晶を使ってみたり、携帯電話ではなかったかも知れないが多色カラーフィルタを使ってみたりもした。
スマートフォン時代になってもIGZO(今はあまり使わなくなった？)など、新技術を披露する。
しかしモデル間の差が小さくなった現在においては、独自技術を満載したところでそれが支持されることも少ない。
このあたりが難しいところだ。
独自のあるいは新技術が十分な付加価値を生んでくれればいいのだが、そうでないとコストアップだけが目立ってしまう。