スプリント

株主総会で孫さんは、「ほぼ毎晩、22時〜翌2時くらいまで毎晩、スプリント側も含めて、技術責任者たち20〜30人と、次の設計と具体的な方法論を打ち合わせしてきた」という。

しかし以前にはネットワーク改善の目処が付いた。
買収当時は貧弱なエリアだったが、ソフトバンク流のエリア改善策が功を奏したと言っていた。
その後も、日本からスペシャリストを送り込んでエリア改善をしているとも語った。
結局エリア改善が出来ているのか居ないのかって、毎回同じような事を言うのだから出来ていないって事だ。
今回もエリア改善の議論が続いていると言っている。
それが毎日毎日行われているという事は、日程通りに事が進んでいないか現場と会社側の意見が異なるからだろう。
全てが計画通りに粛々と進んでいるならば、結果の報告がなされるだけなので毎晩4時間も会議をする必要性はない。

そして、今になって「相当良いものがと自信がふつふつと湧いてきている」と語るのだが、今頃ですかぁ？と思ってしまう。
相当良いものは2年前に考えられているべきでしょう。
それとも、この2年間は"相当良いもの"ではない施策に金をつぎ込んできたというのだろうか。

こんな記事も書かれている。
http://www.sankei.com/premium/news/150509/prm1505090009-n1.html
「ソフトバンクが創業以来の危機に直面している。
総額２１６億ドル（約１兆８０００億円）を投じて買収した米携帯電話３位、スプリントの経営不振が深刻化しており、再建の道筋が見なくなっているからだ。」