vaio Phone

大失敗のvaio Phone、その責任を取ってでもないのだろうが社長交代劇となった。
おそらくユーザが求めていたのはXperiaにvaioのロゴをくっつけたようなものだっただろう。

いやXperiaでなくても良いのだが、少なくともオリジナルデザインで。
それが台湾のクアンタ製でしかもPanasonicのELUGAと同じだったのだから幻滅度も極致って訳だ。
vaio Phoneが売れなかっただけではなく、vaioのブランドイメージさえも落としてしまった。

XperiaやGALAXYのソフトバンク版にはソフトバンクのロゴがないでしょ？あれはメーカがイメージの違いを理由にソフトバンクの名前やロゴを入れなかったんだよ。
なんて、普通に言う人が居るがこれは少し違うと思う。
販売数量からしてオリジナルのロゴなどを入れるのはコストアップになるので、グローバルモデル(中国版)そのままで行こうと言う事だろう。
確か型番も付いていなかったのではないかな。

vaio Phoneの場合はこれと全く逆に、既にあるODM品にvaioのロゴを入れて価格を上げた。
トヨタがレクサスエンブレムを付けて100万アップねと言うのと同じだ。

ODMでも良いし中国メーカでも台湾メーカでも良いが、せめて外観はオリジナルであって欲しかった。
vaioがデザイン監修をしたというのであれば、それを見せつけるべくvaioらしさでなければならない。

SONY時代のvaioだってデザインを取ったら後に何が残るのって感じ。
無骨で良ければPanasonic製のPCが良いでしょう。
それが分かっていながらも、見れば欲しくなるデザインをvaioは持っていた。